きみとイギリス暮らし

とあるイラストレーターのイギリス ワーホリ(ワーキングホリデー)と留学・海外移住についてのブログ

イギリス人は難しい?ホームステイ先のトラブルでマザーと学校とバトルした話(後編)

さて、前回は1月のとある月曜に起こった怒涛の1日をお伝えいたしました。

▼前回の記事はコチラ

ホームステイ先のマザーに些細な要望を伝えたつもりが、なぜか学校を巻き込んでの大事に発展。しかも嘘までつかれて……。月曜の時点では一旦、心を落ち着かせてもう一度分かり合うことを選択しましたがどんでん返しがあります。

今回はその続きをお届けします。

火曜日:平和に過ごす

学校には「とりあえず今回は様子見ということで滞在することにしました」と伝え、気分を変えようと放課後に映画館に行きました。ついに映画デビュー!ファンタスティックビーストを観てほくほく幸せな気分に。



水曜日:銀行口座を開設しに行く予定が…

朝、パスポートがないことに気がつく

学校終わりに銀行口座を開設する予約を取っていたため、その日はパスポートが必要でした。が、朝8時に学校の準備をしていたいところ、いつも置いている場所にあるはずのパスポートが無くなっていました。

ん……?何度も確認しましたが全く見当たりません。普段持ち出すこともなく絶対家に置いているので外で紛失したなどは考えられません。この時点でちょっと不思議なことになっています。

置いていた場所は本棚で、今思えばよく勝手にホストマザーに整理し直される場所。。そういえば日曜に友人と出かけた後、家に帰宅すると整理されていたっけ…。日曜に出掛ける際に(遠出だったので)パスポートを用意したものの、「今日は使わないな」と考え直し本棚にポンと置いていたのでした。

この「ポン」が後々大事になっていきます。。

きっとホストマザーが整理整頓の際に動かしたのだろうと思い本棚をくまなく探しましたがどこからも出てきません。もしかしたら外で紛失したかも?と考え直しましたが、普段全く持ち歩かないので絶対に部屋での紛失しか考えられないのです…。

これは大問題だと思い、学校に事情と休む旨を伝え、大慌てで部屋中をひっくり返して探しました。

朝9時を過ぎてホストマザーが起きてきたので「私のパスポートをここに置いていたのですが知りませんか?」と聞いても「I've never seen(一度も見てないわよ)」と一点張り。

まあさすがにパスポートはいじらないよね、と思い部屋中を探しましたが一向に見つかりません。もう顔面真っ青です。

彼女も一緒になって本棚にある本をひとつずつ調べたり、どこかに挟まってないか調べてくれましたが全く出てきませんでした。

わたしはかなり焦って、クローゼットの中も、カバンも、全て探しましたがやはり出てきませんでした…。



ちなみにわたしが本棚から離れクローゼットの中を探している間、彼女は他の部屋に行ったり、一緒になって探してくれたり、予定があったようで自分の支度をしていました。


ホストマザーはどこかに出掛け、わたしは一息ついて部屋に戻ると…

ホストマザーは「本棚は探したの?」「見つかった?」と声をかけてくれましたが全く見つからなかったので「まだ見当たらない…」と答えていました。今思えばなぜピンポイントで一緒に探し終えたはずの本棚を言ってきたのか…。謎が深まります。

そうこうしているうちにホストマザーは予定があると言いどこかに出掛けてしまいました。

この時点で朝9時半近く。焦った気持ちをなだめようとキッチンに行き、朝食をとり、一息つくわたし。

凹んでた気持ちを立て直すべく「よし!」と気合いを入れ直し、部屋に戻り、ベッドの上に腰を掛け、ふと本棚をみると…………


棚の上にあるノートとノートの隙間にパスポートが挟まっているではありませんか!!!!!!


パスポートは赤いので、目立ちます。そしてこの棚は何度も探した棚です。それも、ホストマザーと一緒に探した場所です。

一冊ずつ本を手に取り「これには挟まっていないね」と確認したのです。はじめからこんな風に置いてあったら見落とすわけがありません。不自然すぎます。(ちなみレシートもわたしが挟んだものではありません。これまでもよくありましたが、勝手に挟まれています)

わたしがクローゼットをひっくり返して探している時、本棚は死角になっています。

「私に黙って部屋に戻したんだな」と確信しました。

疑いたくないですが疑わざるをえない状況でした。

確かに気軽に置いてしまったのはわたしの過失でもあるのですが、それでも勝手に移動させるのはおかしいと思います…。


不自然すぎるしもう信用できないホスト先

彼女はとても良い人でしたが、良くも悪くも親切が行き過ぎて、おせっかいだったのだと思います。

きっとパスポートを見つけた時、不用心だと思って自室に保管したのでは…と推測しています。でもそれを直接伝えてくれないのも謎。悪用されてないとは思うのですが。。。

そもそも無くしたことを伝えた時、すぐに「もしかして学校にパスポートを失くしたって伝えちゃった!?」と聞かれたのもひっかかっていました。月曜の件同様、なによりも自分の評判を気にしてるんだな…と思ったり…。


月曜に話し合ったばかりですが、もう全くもって彼女が信用できないし「自分の部屋なのに常に監視されている」「自分の部屋じゃない」そんな気持ち悪さとストレスでいっぱいでした。

また、わたしの部屋の押入れ(?)はこの家のタオルや掃除機が保管されており、ホストマザーは毎日出入りしているようです。全く出入りするな、とは言いませんが、プライバシーも守りたいですし、何より安心して過ごせないのがツラかったです。。

ステイ先変更にはお金がかかり、時間もかかる?

この事件が発生する前に、火曜に学校のスクールカウンセラーさんに相談したところ、「もし希望するのであればステイ先を交換できる」と言われました。が、この時点で残りの滞在は5週しかありませんでした。

カウンセラーさんいわく手配するのに2週間かかり、引越したとしても3週間しか過ごせず、さらにステイ先チェンジ料金として£60支払わなければならないそうです。

わたしの身勝手な申し出でなくてもお金が発生し、これほど時間がかかるものなのか…?

この対応はいかがなものか…と学校側に対してもかなり不満がモリモリ…。


なので、最後の砦として今回学校手配などをして頂いたエージェントさんに頼ることにしました。

このエージェントさんは日本人ですが有名な大企業などではなく、現地に本社をかまえ何十年も留学斡旋サービスをやられている小規模なエージェントさんです。なんといっても費用はゼロ。正規の学費以外にわたしは一切なにも支払っていません。さらにイギリスやアイルランドの語学学校に強力なコネクションを持っており、全て無料でサービスを行ってくれるとても親切で素晴らしいエージェントさんです。。。

このエージェントさんのお陰で今回、苦難を乗り越えることができました…。(もし知りたい方がいたらぜひおっしゃってください〜紹介します〜)

木曜日:突然の引越し

https://www.instagram.com/p/BPyrISNgXar/
この時点で1月に入ってからものすごいストレスで毎日妊婦のように胃が張り、ストレス性胃腸炎になっていたもよう。朝・昼とごはんを抜いているのにお腹が空かず、毎日胃酸や夜に食べたものが逆流してきてたのです…。異常ですよね。

限界に達した私は水曜の夜にエージェントに連絡し、何か変わることを期待して木曜の朝を迎えました。

朝、エージェントさんが学校に交渉!

わたしが授業を受けている間、エージェントさんが学校に直接電話して交渉してくれていました。

13時、明日のmeetingが設定される

学校の事務にいくと、Head Officerが登場。(いわゆる1番偉い人)なんとエージェントさんがボスに直接話してくれたようです…。感激。

ただ、学校側もファミリーからの意見も聞いて正確に状況を把握したいため「明日話し合いましょう」と言われます。まあそうなるよね、と納得し友達とぷらぷらして帰路につきました。

16時半、帰宅すると話が一転!

お家に帰宅するとおばあちゃんが誰かと電話中。そしてiPhoneをふとみると学校からメールが着ていました。なんだろう?と読んでみると…

「あと1時間半でタクシーが迎えにいくので新しい家に向かってください」

と書かれています。

え?!引越し!?!?!てか、1時間で全ての荷物をパッキングしろと………?

嘘でしょ…と大パニックになるわたし。だってYMSで2年滞在するため2年分の大量の荷物があるんです!短期滞在者とはわけが違うんですよ、、、!

頑張って交渉するも「無理です。もう決定事項です。pick upしてくれるtaxiを予約してあります。その家を早く出ることが先決でしょう。」とバッサリ。

大混乱し、ヤケになりながら急いでパッキング!!服とかたたんだり、小物を小分けしてる時間もないのでとりあえずトランクにぶっこむ&袋という袋に詰め込むわたし。

要るもの要らないものを選定してる暇もないのでゴミも一緒に運んでしまいました。笑


18時、新しい家に到着。大豪邸でビビる。

奇跡の展開はまだまだ続きます。

もうどうにでもなれ…とやさぐれつつ大量の荷物を玄関に出すとちょうどpick upのtaxiが到着、トランクに荷物を運び入れるわたし。それを見るやいなやホストマザーはドアをバタン!と閉めました。最後のあいさつも一切無し!!!

ここまできたら笑うしかないですね。私も、もう二度と会いたくないな、と思いましたよ。あんなに優しかったのはなんだったのでしょう?こんな態度の変わりよう、人間不信になるわ…。

taxiに乗り込み運転手のおじさんと談笑しながら新しいお家に向かうと……そこには大豪邸が………(・o・)

開いた口が塞がらないとはこのことか…。約100年前のお家だそうです。ほう…。

新しいステイ先の話まですると長くなるのでこちらはまた次の機会にでも。



怒涛の木曜を終え、この日はゲッソリしながら眠りにつきました。


金曜日:学校スタッフにイギリス人らしさを垣間見る

11時、Head Officerとmeetingが設けられる

一連の騒動?を話し合うべくHead Officerに呼び出されました。自分の語彙力・Speaking能力に全くもって自信が無かったので不安だったのですが仲良しの台湾ガールがなんと付き添ってくれることに!!(銀行口座開設も彼女が手伝ってくれました。本当にありがたい…(;_;))

イギリス人ってプライド高いのね…

Head Officerさんはちょっと強引すぎたけど早急に手配して頂けたし事情を分かってくれているのかと思いきや、話してみるとまったく違いました。。

はい、ここでまたゴングが鳴り響きます。第3ラウンドの開始です。

バトル勃発!第3ラウンドのスタート!

結論から言うと、どんなに説明をしても「パスポートはあなたが混乱して見落としてたんでしょ?」とゴリ押しされ、全く信じてもらえませんでした。

「焦ってたし仕方ないわよ、わたしも見落としちゃうときあるもの〜」という彼女。

いやいやいや!あんな目立つ色のパスポート、見落とすわけがなかろう!!!!(日本のパスポートは真っ赤ですから!)

それ以前に、月曜の嘘も変だし、洗濯物だって謎だし!証拠写真も全て見せたのに私の過失で上手く丸め込もうとしてる感をヒシヒシと感じました。

もうこの時点でわたしの怒りは最高潮。

彼女は「パスポート紛失は学校の信用問題になりかねない」と仕切りにいっていてまあ語学学校もイチ会社であるわけだしそこは理解できるんですが、それって結局自分の地位を守りたいだけなんじゃないか…?という不信感はぬぐえません。。

最後に爆弾投下…

さらに最終的に「今あなたは豪華なお家に住めて幸せでしょう?」「あなたのエージェントには『私の勘違いでした。でも万事解決し今は豪華なお家で幸せです』って伝えてね」と念押しされました。

な、、なめられてる。。完全に舐められてる、、!!ふ、ざ、け、ん、な〜〜!!

怒りがおさまりません。

この爆撃を受け、怒りのボルテージはメーターを振り切って爆発。笑

たしかに物凄く良い家を充てがわれたけどそういう魂胆があったのか!てかこういうこと言うのめっちゃ性格悪くないか!?!?


結局、「終わり良ければ全て良し」的な感じでmeetingは終わりました。。

わたしはこの怒りをどうにかしたかったので一言一句もらさずそのままエージェントさんに伝えていまいましたが…(こう言えって言われましたと伝えました。笑)


余談ですが「何か嫌なことがあってもエージェントと通すな」とも言われました。これもまったくもって意味不明。こんな話聞いたことありません。じゃあなんのためにエージェントがいるのやら。きっとエージェントを通したら丸め込めなくなるからなんだろうね、と台湾ガールが話していて納得しました。。


死にそうな一週間を終えて

慣れない海外生活でストレスフル…とかいう次元を超えていると思うのは私だけでしょうか…。授業や友達に関しては全く問題ないし、楽しいのに!ほんともうイギリスいやだーーー!

ただ、外国人の友人ばかりなので現在の状況を説明する語彙力もないし、悩みもうまく相談できないし、全ておいてメンタルが削がれて体調もボロボロで死に死にかけていました。

これがイギリスなのか…?たまたま運が悪かっただけなのか………?


イギリス人って京都人ぽい…?

唯一の日本人友達と話してたんですが、今の所、イギリス人って日本でよく話題になる「京都人」や「姑」みたいな印象があります。笑

ニコニコしながら裏ですごい悪口を言っていたり、自分にすごく誇りを持っていてプライドが高い感じ…。(実際に京都人がそうなのかは別として、雑誌やテレビで話題になるようなステレオタイプで考えてください。)

私の住んでいる街はイングランドの中でもとくに古い街で、イングランドの京都と呼ばれているような場所です。なので昔ながらの英国人気質があり他の地域よりプライドが高い人が多い傾向にあるとエージェントさんも言っていました。。


イギリス人がどんな雰囲気で京都人に似ているのか!?という疑惑もまた他の記事で更新しますね。

うう…2年後にはかなりたくましい女になってそうだわ。


おわりに

長々とありがとうございました!そんなこんなで今はやっと平穏に暮らしています。誰にも触れられない私だけの空間が持てるだけでこんなにも幸せだとは…。

まだまだ書きたいことがあるので毎日更新を目指してブログを書きますね。


ではまた〜!have a nice weekend :)