きみとイギリス暮らし

イラストレーターkimixのイギリス留学&ワーホリブログ

これまで滞在したイギリス3都市の語学学校の感想とこれからについて(York、Edinburgh、Oxford)

滞在場所に関して理想ばかり追い求めてもないものねだりなのはわかってる、わかっているけど、気持ちを整理するため・自分がこれまで最善の選択をしてきたと思うためにもここにまとめておこうと思う。

York

街について

治安が良い小さな街

渡英してまずYorkの語学学校に3ヶ月半通った。街は小さく、1日で街全体を見ることができるほど小さい。でもDurham(ダラム)や他の更に小さい都市と比べたら主要なショップは街中に揃っていて何をするにも徒歩圏内で済むので暮らしやすい。

ただ友人とフラッと遊びにいける場所はほとんどない。なので市外観光をするのが週末の定番だと思う。YorkはEngland内で1番平和な都市と言われている。たしかに今まで行った都市のなかで1番治安が良かったと思う。

良かったところ

アットホームな学校

先生は教えることが上手い人が多く、わかりやすく、英語も聞き取りやすかった。語学学校に3校行ってみて知ったけどネイティブの先生じゃない学校もあって驚いた。Yorkの語学学校は先生がほぼネイティブ。1人だけポーランド出身の先生がいたけど、発音がとてもきれいで、彼女自身熱心に英語を学んで習得してきた背景もあって教えるのは学校内で1番上手だったと思う。

みんな「あの先生が1番わかりやすくて良い」って言っていた。学校は規模も小さく人数が少ない分、休み時間はいつも顔を合わす子たちでカフェに行ったり、おしゃべりをしたりして仲が深まった。(最後の日はみんなが授業中にも関わらずサプライズでパーティを開いてくれた……他の学校ではそういうの見かけなかった)

もやもやしたところ

80%がアラビックの男子高校生

平和な都市と呼ばれることもあって親も安心なのか、中東の生徒がめちゃくちゃ多い。どのくらい多いのかというと85〜90%は中東人だったんじゃないかなと思う。それもほぼ18歳前後の男子だった。若い。14人クラス中、12人が中東生徒でいろんな国の友達をつくりたいと思っていた私は少しガッカリしてしまった。

みんな優しくて弟みたいに可愛くて良い子が多かったけど、せっかくイギリスに来たのに毎日アラビック訛りの英語ばかり聞いて過ごすのはもったいないなと思った。

そしてムスリムなので宗教の関係でお酒が飲めない(もちろん未成年だし)。イギリスに来たからには友達とPubを楽しみたい!と思っていたのにそういう機会も全く無く、とても寂しかった。学校内の企画も人が集まらず何も開催されてなかったように思う。

友達とPubに行く機会がなかった

あと基本的に放課後一緒に遊んだりすることもなかった。男子は女子と出掛けちゃダメ&女子は親の言いつけで遠出できないそうな。テロ等もあって緊張状態なイギリスでは差別的なこともあるから親御さんの気持ちはわかる。でも近くの都市に行くのも誘えないのは寂しかった。

授業中に携帯をいじったり音楽を聞いたり、自由すぎて先生が激怒し授業が中断されることが何度もあった。もちろん良い子もいるけど、国民性なのかすごく自由奔放な子が多い印象。女子はまじめな子が多かった。1ヶ月だけBrazilとitalyから来た子がいてその子達がいた期間は一緒に出掛けられて楽しかった。


Edinburgh

街について

いろんな国の子と出会いたい、いろんな国の訛りを含んだ英語を聞きとれるようになりたいと思い転校することを決意。クリスマス休暇に1人旅で訪れたEdinburghが歴史を感じられる街並みでEnglandとは違う雰囲気を持つ素敵な場所だった&お世話になっていたホストファミリーの姪っ子がflatを安く貸してくれるとのことだったので次の滞在地をEdinburghに決めた。

観光スポット以外は治安が悪い印象

不運が重なってしまっただけだと思うのだけど、驚いたことに観光スポットを少し離れるとあまり治安が良いとは言えなかった。特に住んでいた場所が良くなかったように思う。

ストーカー的な人に何度もあとをつけられたり、話しかけられて拒否・無視をしてスーパーに逃げたのに出待ちされるなど。。あと家の前では葉っぱやクスリをやってる人もいたと思う(顔面蒼白・目が虚ろになりながら何か吸ってて私が前を通ると小道に姿を隠したりしていた)深夜3時から朝7時まで謎の叫び声がやまない日もあった。精神的に苦しくなることが多く、家でも外でも休まらずストレスで頭が爆発しそうだった。

後々、日本の滞在者に聞いた話によるとやはり場所によっては夜に外出するのも危ない場所もあるし、よくヤク中っぽいひとを見かけるとのこと。

たぶん運が悪かっただけかも

とはいえEdinburghには日本人も多く住んでるし、本当に場所によるんだろうけど、わたしはたまたま悪いところを引き当ててしまったみたい。それと学校の一件もあってすごく落ち込んでしまった。

観光するには良い場所かもしれないけど、1人で都心部に住むとなるとちょっと治安が悪い場所かもしれない。大きな街だし、仕方ないのかな。こういう言い方はしたくないけど、Yorkとは明らかに住んでいる人の層が違うなと感じてしまった。身なりとか、いろいろ。。イギリスには階層がある、ってこういうことなのね…

でも、始めからホームステイを選択し、バスでしか中心街に来ないのなら治安の悪い部分も見ないで済んだのかもしれない。ホームステイで滞在してる多くの生徒は中心街からバスで40分〜1時間ほど離れたところを充てがわれていたのでカントリーサイドだし平和なんだろうなと思う。かなり遠いけど。

良かったところ

目の前に広がる幻想的な世界

Englandにはない大自然がとても良かった。目の前には崖の上に城があり、丘があり、海があり。。異国にいるんだなあと思わせてくれる絶景と暮らせるのは良かった。

放課後みんなで遊ぶ機会が多い

あと学校のアクティビティ(放課後に遊ぶ企画)が盛んで、毎週木曜の夜はみんなでPubに集まるのが習慣だった。これに憧れていたので本当に嬉しかった。転入当初はちょっと運がなかったけど、しばらくしてフレンドリーで優しい生徒が多く入ってきて、みんな私の悩みにも親身になって相談にのってくれた。とても嬉しかった。人の優しさを感じられて何度も涙したなあ。先生やスタッフも親身になってくれる良い人が多かった。

もやもやしたところ

差別的なことが何度かあった

何度も書いてきたけど、転入当初に先生から差別的な態度をとられ、傷つくことを言われて凹んだ&学校はスイス人生徒が過半数を超えていて、ある意味Yorkと似たシチュエーションでまたか…となるのとが多々あった。

過半数がスイス人

14人クラス中10人がスイス人。2人Italian、1人Spainish、1人Japanese。幸か不幸かスイス人は英語が得意な子が多いようで、Yorkとはかなりレベルが違ったため授業についていくのが精一杯だったし、先生はスイス人にフォーカスして進めるため理解してない人がいてもおかまいなしだった。レベル高すぎるのかなと思って下げてもらうよう相談しても逆に今度は低すぎて身にならないからStayするよう促され留まることしかできなかった。

スイス人は閉鎖的…?

これまで出会ったスイス人の子は、数人を除くと、グループで固まる子がとても多くオープンじゃない性格のようで他国の子と一緒にいるのはあまり好まないように感じた。私だけが嫌われてる…とかそういうのじゃなくてみんなにそういう態度だったからシャイだったのかな…?(性格が悪いわけじゃなく、優しいのけどすぐに心は開かないみたい。人見知りの日本人がたくさんいるような雰囲気でした。)

Yorkは国籍に偏りはあったものの、みんなフレンドリーだったからすごく寂しかった。なかにはオープンな子もいるけど、わりとレア。スイスは4つのPartがあって場所によって使う言語が違うのだけど、ItalianPartの子は陽気でした。

生徒のレベルにばらつきがあっても同じクラスになった

授業は教科書をなぞっているだけで先生は若い人が多かった。Yorkのほうが身になるなと感じた。あと先生の人数が足りなかったようで、一つ上のクラスの子と授業が合同で行われるようになりかなりレベルが高く、辛かった。先生もネイティヴじゃない人が多くいたように思う。別にいいのだけど、ただでさえリスニングが苦手なのにドイツ訛りの英語を話す先生の授業はちんぷんかんぷんでした。

授業内のGrammarは普通なのに、SpeakingやListeningが天と地の差…だったと思う。授業についてけないと嫌だから予習したい!と思っても、プリントが配られるだけで教科書が渡されず予習もできなかった。(Yorkは教科書が一人一冊貸し出されていたが要返却のため書込み禁止)

春夏でも寒くて暗くて悲しい気持ちになった

これは個人的なことだけど、学校でのショックな出来事に加えて春夏だというのにとても寒く、7月でも10〜15度で、街の雰囲気もScotland特有の物悲しい感じ。観光で1weekくらいいるなら幻想的な雰囲気にひたれて楽しいけど、住むとなると心が物悲しく暗い方へと引っ張られてしまったみたい。

一言でいうと常にdepression状態に陥ってしまった。せっかくイギリスに来て楽しもうとしているのになぜ落ち込んでいるんだろう何のために来たんだろうと自分を責め続ける日々。スタッフさんによるとScotlandでは鬱は国民病だからもっとオープンに話すトピックらしい。実際に調べたらScotlandの健康に関するサイト↓にも書いてあったけど5人に1人は鬱状態になるらしい。多いんだなあ…。
Common mental health problems - Depression

合う人には合う環境なんだろうな、と思う。わたしには合わなかった、それだけだ。

もちろんそういう気候の場所だということは承知の上で移住したわけだけど、春夏は明るいから大丈夫かな〜という考えが甘かったようです。大変だったのでメンタルが弱い人の滞在はおすすめしません…。


Oxford

都市について

さて、急ですが実はいまOxfordに来ています。Edinburghの学校スタッフさんに相談したところ、「気候が合わないのかもしれない。ここで頑張るより転校したらどうだろう」とすすめられ急遽Oxfordに転校しました。

Oxfordは大学やハリーポッターのロケ地としても有名な場所なので知っていましたが訪れたことがありませんでした。不安でしたが選択肢がEdinburghに3カ月残るかOxfordに転校するかの選択肢しかなかったので金曜に決断し土曜の夜行バスで12時間かけて日曜に来てしまいました。決断から2日でここに居るの、我ながら行き当たりばったりな生き方をしていると思います。

明るくて治安が良い古き良き街

まだ数日しかいませんが、感想は「明るい!!暑い!!!治安が良い!!!古き良き街!!!THE・イギリス!!!!」という感じです。

街の建物や雰囲気はYorkにとても似ていますが、有名な場所なので観光客でかなり賑わっています。メインストリートやバスは常に混雑。若い人が多い印象。

Edinburghに比べると明らかにヤク中…みたいな人はみかけないし、かなり街自体も明るいです。プラス10度も暑いです。もう物悲しい雰囲気から抜け出したかったので個人的にとても嬉しい…。

良かったところ

今まで行った中で1番良い学校

学校がしっかりしている!!教育の質が高い!!設備が良い!!(もしかしたら今までが悪かっただけかもしれないけども。。)

教科書が1人1冊配られることに感動しました。しかも貸出しじゃなくて貰えるから書込みできるし持って帰れるし予習復習できる…最高だ…

あとクラス分けがかなり正確だな、と思いました。ちゃんと同じレベルくらいの子たちと一緒になっているからレベルにばらつきがない。最上級クラス・上級クラスだけじゃなくその間のクラスもある。Grammarの授業、Speakingの授業、vocabularyの授業とそれぞれちゃんと決まったテーマの時間がとってある。(前は全部一緒&教科書に沿って進めるだけだった)

机に向かう時間より、輪になってみんなで話す機会が多いし、先生も教え方が上手いと思う。想像以上に学校の質が高くて本当にビックリしています。全部系列校だったはずなのにこうも違うとは…

正直、Edinburghに行って落ち込んで実質2ヶ月も鬱状態で引きこもってしまうならここに通いたかった。後悔してもどうにもならないので仕方ないのですが。あそこはあそこで良い友達も作れたし大自然も堪能できて良かったです。わたしは天候や街の雰囲気に心が左右されてしまうという学びにもなりました。

もやもやしたところ

夏は日本人がかな〜〜り多い

実はもともとOxfordは日本人が多いと聞いていたので転校するならもう1つの姉妹校、Brightonに行きたいと申請をしていたのですが急な転校だったためBrightonに受け入れてもらえませんでした。想像以上にOxford学校が良かったためここに居たいという気持ちも強まったのですが懸念点は1つ、「日本人比率」です。。いまでも多いなぁと感じてしまうこともしばしば。(今まで日本人が少ない環境に身を置きすぎたのかも)

もともと転校の話を学校側にしていたため、「夏の日本人比率によって転校を考えたい」と伝えたところスタッフが日本人比率を調べてくれました。なんと…いま申請があるだけでも最低30人になるそうな。これまで学内に日本人は2人、多くても5人の環境にいました。30人……かなりビックリしています。たぶんクラスの2/3〜半分は日本人になるんじゃないかな…。日本人と話さなきゃいいじゃんと言う人も多いですが30人となるとまた違う気がします。。

うう、、夏は短期留学の学生も多く、スタッフも「日本人多いよね〜」「現時点で30人確定してるけどもっと増えるかもね〜」と言っていたのでやっぱりOxfordは人気なんだと思います。いま絶賛もやもや中。転校するか、どうしようか…といったところです。




New Pen


はい、そんな感じでこれまで滞在した3都市について長々とまとめてみました。どの選択もそのときのベストなチョイスだったと思います。悲しいこともありましたがそれも学び。Brightonにいくか悩んでいる…と書きましたが、これは近いうちにたぶん行くと思います。。

夏にブライトン、その後夏が終わってまた戻ってきたいなと思ったら、日本人比率も落ち着くであろう秋頃からOxfordに戻ってこようかなあ…と考えています。



環境じゃなくて自分次第なんだろうなとは思うけど、いろいろ難しいですね。。最善の選択と信じて行動するのみ。振り返るときりがないので、反省はしつつも自分の選んだ道に悔いのないよう進んでいきたいと思います。


さて、イギリスの夏の始まり。
鬱々として変な人に追われるから家から出るのも怖い差別が怖い英語が怖いとビクビクしていた頃に比べるとたった2日かけて行動したおかげで元気になれた気がします。

いろんなことが止まってしまって、時が止まった数ヶ月。2年も海外に住むならまあこんなこともあるよね、と気楽に考えたいと思います。

なんやかんや言っても出会いがあって、いろんな国に友達もたくさんできたし、いつも最善の選択をしてきたのです。

ではまた。