きみとイギリス暮らし|とあるイラストレーターのワーホリ・留学・海外移住ブログ

とあるイラストレーターのイギリス ワーホリ(ワーキングホリデー)と留学・海外移住についてのブログ

{ イギリス生活8ヶ月目 } 夢にまでみたハリーポッターの街に滞在するも、毎週末引越しで疲弊してしまった

8ヶ月目のふりかえり

毎月恒例のふりかえり日記、だいぶ間が空いてしまいましたが、簡単にこれまでのあらすじとイギリス生活8ヶ月目のできごとをご紹介します。

(6/27〜7/26)

差別に会い英語を話すことが怖くなってしまったEdinburgh生活から一転。

自分を変えるため7月1日に夢にまで見たOxfordに移動しましたが、不運が重なり毎週末の引越しで疲弊し奈落の底まで落ちたり。

とはいえ幼い頃からの夢を叶えたりした波乱万丈な1ヶ月でした。




目次

今回はかなりボリュームが多い&わりとダークでヘビーなことをガッツリ書いているので、ぜひお時間のあるときに読んでいただけたらと思います。(ぺこり)

※Oxfordの写真をたくさん載せているので重かったらごめんなさい!

でもこれを見た人たちに雰囲気を少しでも楽しんでいただけたら、幸いです⋆*✩

うまくいかなかったこと

  • AirBnBで詐欺まがいの家に当たり、自分の身の安全が不安で気が気じゃなかった
  • 大金を支払って充てがわれた学生寮が臭くて部屋に1時間も滞在できないほど最悪な部屋だった
  • もう1つの学生寮に移るも、ウジ虫が床一面に大量発生した
  • 部屋から外に出ることができなくなり、落ち込んだ
  • 外出しても部屋にいても、いつ自分の部屋にウジ虫が入ってくるか気が気じゃなかった
  • Instagramが乗っ取られた
  • 自力で家を探すも短期なので見つからなかった
  • 結局1ヶ月でOxfordを出ることになった
  • 転校前に契約したことが学校スタッフに通じておらずしばらく口論が続いた
  • ほぼ毎週末引っ越しをした
  • これまでの不運と毎週末の引越し作業に気が滅入ってしまった

正直、生きてることが辛かった


最後に良いことを書き連ねるため、まずはうまくいかなかったことから。

とはいえこの1ヶ月はとにかくうまくいかないことだらけでした。

生きるだけで精一杯、精神を安定させるだけで精一杯な1ヶ月。

生きてるだけでなんだかすごく申し訳ない気持ちになるのは、「日本での幸せを振り切って、自分何してるんだろう、何しにきたんだろう」と人生を悲観し自己嫌悪に陥ったから。

はじめは学校にさえ行ければ大丈夫と意気揚々と通っていましたが、どんどん疲弊し精神的にぼろぼろになり、次第にそんなこともできなくなりました。

こんな状態になってしまって、「応援してくれた家族にも合わせる顔がない」と心が潰れてしまいそうでした。

弱音を吐いて相談した恋人には「めったに経験できないことを経験してるんだから楽しみなよ」と言われたけど、もうそういう気力も湧いてきませんでした。


人に会うのも疲れた、どこにも移動したくない、でも寮は汚い臭い落ち着かない、寝れもしない、ここには居れない、どこか遠くに行きたい、遠くに来たはずなのに。あれ…?と堂々巡り。

外にも、内にも、心が落ち着ける場所がなく、自分の居場所がなく、八方塞がりでした。

基本的な生活はおろか、英語の勉強も満足にできないで仕事もできていなくて、何も生産していない、むしろ損失しか生み出してない、本当に自分は価値がない人間だなと毎日毎日考えていました。

EdinburghからOxfordに心機一転自分を変えるため、大決心して移動してきた分すごく苦しかったです。


28歳にもなるのに、わたしは自分で決めたことさえきちんと全うできず、なんにもできない、なんて無価値な人間なんだろうって痛いほど感じていました。

とはいえじゃあ日本に帰りたいのか?と言われるとその選択肢はありませんでした。

いま日本に戻ってもきっと自分が感じる自分に対しての価値もさらに下がるだろうし、「結局何もできなかった」と自分を責め立てて一生後悔する人生が目に見えていたからです。

それに、やはり応援してくれている恋人や家族に会わせる顔がないと思いました。帰国して誰か人に落胆されることを考えるだけでも、すごく怖かったです。





わたしは完璧主義で、幼少期の環境が原因らしい


これは後で人に指摘されてわかったことなんですが、ここまで恐怖を感じていたのは生育過程で幼少期に「失敗をすることを受け入れてもらったことがないから」こう考えてしまうそうです。

これを「完璧主義」と呼ぶそうです。きちんとこなさなくては!と過度に自分を奮い立たせて疲弊するタイプ。

21歳の時に亡くなった母親はわりと厳しい人で、子どもを認めることなく否定するような人でした。たしかに「失敗しても大丈夫だよ」なんて言葉は人生で一度も言われなかったし、そういった愛情表現なども感じないで育ったように思います。

学生生活などでリーダーを任され緊張と責任を感じつつも頑張り抜いた時も「あんたは自分のキャパシティがわかってない」「あんたの他に代わりはいくらでもいる」と鼻で笑われたり「性格の悪さが顔ににじみ出てる」と言われたり。

ピンクを着れば似合わない気持ち悪いスタイル悪い、絵を描いたり将来の話をすれば才能がないから向いてない、最終的にはあんたと一緒にいるとイラつくから顔も見たくない。でした。


確かにその通りかもしれないけど、なんでこんな傷つくようなこと言われるの?とよく1人でメソメソ泣いていたし、常に喧嘩をしていたし、暴力もあったし、幼少期から10代が終わるまであまり良い記憶はありません。写真も、自分のにじみ出る醜さが写るのが怖くて未だに苦手です。

そんなこと思い出したり引きずってても仕方ないし「20代は自分の人生を生きよう!」と頑張っていましたが、頑張り過ぎて余計に心と身体のバランスが取れなくなっていきました。

やりたいのにやれない、できたこともできなくなっていく、自信もなくなる。代わりの人間がいるなんて思われないようにならなきゃ!不要な人間だと思われないようにしなきゃ!と踏ん張るもボロボロになる。

なんかこれも人生とは…?という感じなんですが、20代、恋愛も仕事も信じてた人に大きく裏切られることを何度か経験しました。

その度にやっぱりわたしは自分の代わりなんていくらでもいるような存在なんだな、と無意識のうちに感じてしまい自己肯定感もなくなり自信喪失していったんだと思います。

だから日本で擦り減らしてしまったHPもMPも0の自分に「自信を持つこと」をやり直したくてイギリスに来たのに、今になって昔のことが人生の足枷になっているとは思いもよりませんでした。


ここまで書きましたがもう過ぎてしまったことだし過去は変えられないし、なんとか自分で克服していく(認めていく)しかないのでしょう。

重たい話になってしまいましたが、自分に子供ができたらキチンと認めてあげられる母になろうという目標もできました。

今は逆に今回の件で自分のこういった点に気づけて良かったなと思っています。


振り返るといまでも心が痛くなる


なかなかこの1ヶ月を振り返ることができていなかったのは、もう忘れたい1ヶ月だったから。

いまこうやって書き出して振り返ってみても、当時は奈落の底まで落ちていたと思います。苦しい1ヶ月でした。


とりあえず恥ずかしげもなく書いてしまいましたが不快な気持ちにさせてしまったり、私という人間がこんな暗いやつだとは思わなかった等と思わせてしまったらすみません…。(普段の生活態度は割と明るいタイプだと思うので………)

後悔するか悩みましたが、「留学ってさ、こんなこともあるんだよ」ということを記録として残しておきたいと思います。

自分のためにも、これを読んでいる誰かのためにも。

「外国で頼れる人もいないし英語も不慣れだし信じられるのは自分のみ。でもそんな自分のダメなところも次々と出てくるし、そこに面と向かって向き合っていかないといけないから留学って楽しいより苦しいことが多いかもね。自分に自信を持つ訓練にはなるよね。」(21-22歳で留学した友達の言葉より)

できたこと

  • 夢にまでみた憧れのOxfordに滞在できた
  • 憧れだったハリー・ポッターのロケ地にいくことができた
  • Oxfordのカレッジ(大学)を堪能できた
  • 東欧に友達ができた
  • 友達とホームパーティもした

自分にも環境にも、全てに失望していた7月最終週、週末に今度は大量荷物を抱えバスを乗り継いでのBrighton行きが決定しもう乾いた笑いしかでませんでした。また引越しかよ、と。笑

が、そこで開き直れたのか感情が爆発したのか「せっかく夢にまでみたOxfordに来れたんだから死ぬ気でenjoyしてやる!なんなら全カレッジ巡ってやる!!」と急転換。


いつものクセでOxfordについて鬼のように調べ(ここが完璧主義)、これまでウジウジしていた気持ちはどこへやら、1人でOxford内を朝から晩まで駆け巡りました。

隅から隅まで歩き回ったし、もうOxfordには一生行かなくてもいいかなってくらい楽しんだのでもう思い残すことはありません。


カレッジ巡りもできたし、


ふしぎの国のアリスの作者ルイス・キャロルにまつわる場所にもいけたし



Oxfordを一望できる場所からぼんやり景色も眺めたし。

(朝からどんより曇り時々小雨という典型的なEnglish weatherも楽めました)


それに、長年の夢だった「イギリス暮らしで叶えたい100のこと」にも書いたハリー・ポッターのロケ地も堪能することができました。



ハリー・ポッターは発売当初から全巻読破して映画も全て映画館でも観てるほど大好き。

実はここだけの話、小学生の時の夢は児童小説家かイラストレーターだったんです。

ファンタジー、大好きです。

絵本でも小説でもなく、児童書の虫でした。

ということで、なんやかんやOxfordは終わりよければ全て良し!にさせるため、頑張ったのでした。




豆知識:Oxford(オックスフォード)の「カレッジ」とは


ここOxfordでは、1つのUniversity(大学)が30以上のCollege(カレッジ)によって成り立っています。

▼Oxfordのカレッジ一覧
Colleges | University of Oxford

▼Oxfordのカレッジ一覧MAP
Searchable map | University of Oxford


イギリスのCollege(カレッジ)制度は800年以上の大学の歴史の中で出来上がったシステムのため、説明するのがちょっと難しいのですが

ハリー・ポッターを知っている人は「グリフィンドール」や「スリザリン」といった寮だと思っていただければわかりやすいかと思います。

(あの物語ではホグワーツという学校に対して4つの寮がありましたよね!それと同じでオックスフォード大学は30以上の寮がある、というイメージです)

カレッジに入った生徒たちはそこで学生生活を共に過ごし、勉強もし、家族のような絆になるそうです。

まさにハリー・ポッターの世界そのまま!って感じですよね。

オックスフォード大学というのはひとつの街ほどの広さがあります。「オックスフォード大学に通っている」といっても、実際は30以上ある中のひとつのカレッジ、例えば「ハートフォード」というカレッジに通っているというわけです。*1

カレッジについて

  • 800年以上の大学の歴史の中で出来上がったシステム
  • カレッジごとの特徴があり、建物だけ見ても伝統的な古い学舎から近年の建造物までいろいろ。
  • 授業もカレッジで受け、寮もそのカレッジに属する寮に入る人がほとんど。
  • イギリスの大学は3年制なので3年間ここで同じ学友と勉強する。
  • 途中でカレッジを移籍することは基本的にできない。
  • イギリスの大学は専門性が特徴のため、ほとんどの生徒がカレッジを指定して受験する。
  • 卒業時はオックスフォード大学からの学位が与えられる。
  • UniversityとCollegeの関わり方は、大学関係者の中でも「複雑な関係」と言われているほど複雑に入り組んでいて簡単には説明できない。*2

ここイギリスでは、アメリカや日本の大学のように入学してから一般教養の単位を取ったり、簡単に専攻を変えられることはありません。

一般教養は高校で全て修了していることになっているため、大学では専門性を極めて行く場所なんだそうです。

オックスフォード流 自分の頭で考え、伝える技術

オックスフォード流 自分の頭で考え、伝える技術


ラッキー&幸せだったこと


Oxfordのカレッジ制度を熱弁するあまり、話が逸れてしまいました。笑

さて気を取り直してお次は、ラッキー&幸せだったことをカウントしてみます。

  • 夏の繁忙期とはいえ寮を手配してもらえてラッキー&感謝!
  • 寮の移動願いも偶然1部屋だけ空いていて受け入れられてもらえただけでもラッキー&感謝
  • ウジ虫は湧いたが、部屋に入ってこなくて本当に良かった
  • ウジ虫の件はわたしのせいではないし掃除スタッフが片付けてくれたのでよかった
  • Instagramが乗っ取られたとはいえ、勝手に外国人を大量フォローしていただけで大事にならなくてよかった
  • ハリー・ポッターのロケ地に行くことができた
  • ふしぎの国のアリスの世界に浸ることができた
  • Oxfordの滞在場所が見つからなかったけど、そのおかげでお気に入りの街Brightonに来ることができた
  • スタッフと口論をしたおかげで、英語が少しは上達しているのかもしれない
  • 引越しパッキングの知識は豊富になれた
  • Oxfordのtaxi事情に詳しくなれた
  • Oxfordの西にも東にも住めることが出来た
  • 家事情に対して自分が何を受け付けないのかがわかって良かった
  • 自分がどんなときに凹むのか、気が滅入るのかちょっとわかってきた


うんうん。こうやって見てみたら、苦しいこともあったけど夢も叶った事実もあるし、プラスマイナスゼロだったのかな。


長い長い人生の旅行に来ていると捉えたら、もっと休んでも大丈夫な気がしてきた。

まだ振り返るたびに苦しいけど、全てが全て真っ暗だったわけじゃなく、笑顔だった瞬間もあるから、いつか笑って話せるようになるといいなあ。

4コマ漫画にでもしたら昇華できるのかしら。


『ショックな事があって落ち込んでいたとしても、最悪な事態を考えてみるとそうなってない自分に気づく。そうやって「なんだ自分できてるじゃん」「なんだ自分まだラッキーじゃん」って思えることが大切ですよ』と前に言われたことがあります。*3

以前、こういった言葉を書きました。本当にこの通りだと思います。

最悪の事態を考えてみると、それにならなかっただけまだラッキーだった。

そうやって捉え直すためにも心の整理をするためにも、この振返り日記はつづけていきたいと思います。


まとめ


思った以上に長い長い文章になってしまいました。

読みにくかったと思いますが、ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。

嬉しいことにこのブログを立ち上げてから、色んな人にメールを頂く機会が増えました。

「応援してます」「がんばってください」など、読者様からお便りが届くたびに心が震えています。

コメントやはてなスターなどもそうです。わたしはひとりじゃないんだなって思えます。

とってもとっても嬉しいです。本当にありがとうございます。




10月に入り、今年も残り3ヶ月となりました。(10月も含めてね)

こちらに来て、もうすぐ1年が経つんだなあと思うとまだ何もやり遂げられてない自分の現状に心がズキンとしちゃいますし、

我ながら本当に生きにくい性格してるな〜と思いますが、とりあえずマイペースに掲げた夢を叶えてゆこうと思っています。

「100%は目指さない、60%くらいで合格!」で生きていこう。

なんだかこれ、わたしの一生の課題に気づいたような気がします。業が深い。カルマってやつかしら。


今月は更新が止まっていた9ヶ月目と10ヶ月目も更新予定です。



では、そのときにお会いしましょう。

それでは〜⋆*✩


オックスフォードの自分を変える100の教え

オックスフォードの自分を変える100の教え



おまけ:写真について


今回、Oxfordで撮った写真をたくさん載せられてすごく楽しかったです!

記事が重かったり読みにくかったりしたらすみませんm(._.)m

きちんとご報告できていませんが、6月に写真のフリー素材サイトを制作・公開しました。

私が海外で撮った写真をフリー素材として公開してますのでぜひご覧ください。

今回掲載した写真も随時追加予定です!

▼サイトはこちら

/たくさんのはてブ、ありがとうございます(;o;)\


滞在8ヶ月目に書いたバタバタ日記

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